「のだめカンタービレ」

表題の漫画がすごい人気だそうである。

18巻の発売が近いが、その前に気がついたことをメモっておく。
(まぁどっかで書かれているだろうけど)

以下ハゲしくネタバレです。

意外に喫煙者が多い

千秋はもとより、シュトレーゼマン、のだめ父、祖父。(ハリセンも吸ってたか?)
エリーゼ、多賀谷彩子などの女性キャラもしっかり吸ってるし、三木清良も本作中唯一のベッドシーンでお吸いになっておられる。
非喫煙者なら自分の好きなキャラにタバコ吸わせたりしないだろうから、作者の二ノ宮知が子自身喫煙者なんだろか?

登場人物の血液型が異様に偏っている

キャラクターブックで血液型が判明している人物中、多賀谷彩子=A、奥山 真澄=AB以外全員がO型かB型である。
千秋、清良、ハリセンがO型なのは納得いくものがある。
B型は少し解りにくく、峰がO、黒木クンがAとか言われると納得しちゃいそう。

まぁ、O型の情熱とB型の面白さが物語りを牽引しているというところか。
ちなみに喫煙者はO型ばっかし。

千秋には友人がいない?

気がついてビックリしたのがこれ。
だってねぇ、あの峰でさえ「違う、断じて」と言われているわけですから。
パリ編でものだめがターニャ、フランク、ユンロン達と友人なのは、自他ともに認めるところだろうけど、千秋とはそうであるかどうかはあやしい。
友人かどうかは周りがどう見るかよりも本人たちの主観の方が重要だったりするし。

おそらく千秋は音楽的に「これは」と思わせる部分がない人物には興味がないのだろう。
とすると同年代で友人有資格者は清良、黒木クン辺りか。
キャラクターブックでも中学時代は友人がいず、噂だけをふりまいていたというエピソードが書かれてるし。ホントにこいつはのだめ達に会うまでどーいう学生生活を送っていたんだろうと思う。

まぁ現在も友人いない状態が続いているのかもですが、のだめと出会って以来千秋の周囲がニギヤカでなかったことはないわけですが。

のだめは一人で立ち直る

気がついて感心したのがこれ。
のだめがスランプとか絶不調とかになったのは、ニナ・ルッツ祭のオランウータンと、マラドーナピアノコンクールで失敗したのと、コンブァトに適応できそうになかったのとなどがあるわけですが、その都度誰の手も借りず、一人で立ち直って来ている。感心感心。

のだめは何故ルイが鬼門なのか

そんなの読んでりゃ解るでしょうがと言われそうですが、おバカでニブいので夢で気がつくまでワカらんかった。
よーするにのだめはルイに千秋との共演のチャンスをさらわれているわけですね。二度も。
なかんづくボレロのときは気の毒だったなぁ。ルイがチェレスタやることになったあと、二階観覧席で憮然としてたけど、あんな不快そうなのだめの表情ってピアノコンクールの帰り道以来ですな。

そーいや、千秋とのだめが共演したのって、モーツァルトのピアノ連弾にしても、三善家でのエルガーにしても非公式なもので、人前でやったのって実はまだなかったりするのだなぁ。

なんか最新の KISS 立ち読みしたけど、またぞろルイが……

峰パパの人気はすごい

ナニがスゴいって3位。それも黒木クンを押さえての3位だからすごい。
人気投票やったのは13巻発売当時だったそーで、その頃はパリ編に入って結構たち、峰パパが登場しなくなって久しく、かつ黒木クンが再登場して結構たっているその時期に黒木クンを押さえてとはやるなぁ。

まぁあんなふーになんでもしてくれる父親が欲しいってのが票に反映されたんでしょうが、1位の千秋も料理うまいし、のだめ読者は食い意地がはっているという解釈も成り立つか(笑)。



以上、気がついたのはこんなとこですね。

18巻の表紙はトライアングルだそーです。